こんにちは。
福岡市博多区のピラティススタジオ
Pilates&Conditioning Secondです。
今回はバレエトレーニング「ターンアウト」についてのお話しです。
たまに聞かれる質問で
「ターンアウト(アンデオール)がもっと開くようになるストレッチを教えてください」
という内容があります。
実際、バレリーナの方々はストレッチが好きな人が多いようです。
レッスンが始まる前に開脚してフロアにベターっと上半身を倒していたり、
爪先まで脚を長くのばしたままでカラダを二つ折りにするようにストレッチをする姿を
度々見かけます。
もちろんストレッチは大切です。
それは忘れないでください。
でも、ストレッチがあなたの悩みをクリアにするとは限りません。
先日、大人バレリーナさんがパーソナルトレーニングに来ました。
その時のテーマがちょうど今話している「ターンアウトをより開けるように」でした。
今回は敢えてストレッチ系はプログラムに入れません。
ひたすらターンアウト筋(外旋六筋)に刺激を入れ続けるエクササイズを数種目やりました。
今回は分かりやすいように
①トレーニング前
②トレーニング後
でターンアウトの開き具合がどの程度違うかをチェックしてみました。
黒い線が①トレーニング前
赤い線が②トレーニング後
開き方が変化しているのが分かると思います。
この変化をみてトレーニングを受けた大人バレリーナさんも
「あ~変わりましたね~」程度の感想だったんですが、
「今回全くストレッチをせずにこれだけ変わったんですよ」と言うと
ハッとしたように「あ!!!ホントだ!!すごい!!」って反応に(笑)
先ほども書いたようにストレッチも大切ですが、
レッスンの前などこれから動く準備としては、
ウォームアップとしてこのようなエクササイズをやって
筋肉がしっかり使える状態にしてあげる方がレッスンでのパフォーマンスは絶対に上がります。
今は新型コロナウイルスの影響でレッスンに通えない人達がたくさんいると思います。
自宅でバーレッスンなど自主練習をする前にぜひエクササイズをして
カラダを温めて(これがウォームアップの本当の意味です。ストレッチじゃ温まらないよ~!)
それから自主練習に入ってみてください。