こんにちは。

福岡市博多区のピラティススタジオ
Pilates&Conditioning Secondです。

暑くなってきましたが皆さんお元気ですか?

博多の街は来月は三年ぶりの博多祇園山笠が予定されています。

コロナ以前の様に・・・とはいかなくても徐々にまた新しい生活スタイルに変わっていきそうですね。

 

今日は先日のクライアントさんとの会話を。

身体の調子がイマイチでピラティスの予約を急遽コンディショニングに変更をご希望されました。

セカンドではプライベート(マンツーマン)でご予約の場合、

ピラティスか身体のケア・調整をするコンディショニングが選べます。

 

メニュー変更自体は何も問題はないのですが、その経緯でちょっとお話をしました。

 

クライアントさん「背中から首にかけてバリバリのガチガチです。」

私「何か特別な事はありましたか?」

クライアントさん「ソファを新調しました。座り心地などよく考えて選んだんですけど。それと枕も新しくしました。
タイミングが一緒だからどっちが原因かわからないけど変わったことと言えばそれくらいかな・・・」

私「新調したのはいつですか?」

クライアントさん「半年前くらい・・・」

 

お話の中で出てきたのは身体ではなく環境の変化についてでした。

 

このクライアントさんは5年ほど前までは週1~2回スタジオでピラティスと毎日ご自宅でもマットピラティスをされていました。

「1日ピラティスをしなかったら何だか気持ち悪い」とまで話されていたほどです。

その後しばらく足が遠ざかり、この春約5年ぶりにピラティスを再開されました。

 

私はお話しする中で

ご自身の不調を全部周りに原因があると決めてしまっているように感じたのです。

ソファを変えたから、枕を変えたから体調が悪い・・・

➡でも変えたのは半年前です。半年間ずっと変わらず不調な訳ではありませんでした。

仕事が忙しいから・・・

➡でも春から少しの間、仕事量を減らして調整もされていました。

 

では何が原因なんだろう。

何が変わったんだろう。

 

私はその人の考え方、そしてその人の身体が変わってしまったと感じました。

 

以前であれば環境に原因を求めずに「どうしたら良くなる?どこを気を付けてピラティスをしたらよい?」と聞かれたんじゃないかなと。

 

毎日動かしていた身体を何もせずに5年経ち、久しぶりに1回/週で動かし始めたのです。

 

5年前と現在を比べて同じだけの身体機能が備わっているはずがありません。

「私は何もしていないのに」

 

「私は変わってないけど」

 

もしかしたらそう思い込んでいるのは自分自身だけで

 

気づかないだけで変わってしまっているのは本当は自分自身・・・なのかもしれません。

 

ご本人に私が感じたことをそのまま話すると思い当たる節があるとご本人もハッとされていました。

 

これはピラティスに限らずですけど色々な場面で当てはまることがありそうですね。

もちろん環境による原因も十分にありうる事なのでそこはしっかりと考える必要はあります!

ただそこだけに原因を押し付けずちょっと引いたところから自分自身を見つめてみる事も大切かもしれませんね。